金持ちが大切にするものはお金ではありません。
金持ちはだいたい一度や二度お金で騙されていますし、経理スタッフが持ち逃げしたとか税務署が来たとかもよく聞く話です。
お金があることで大変な思いをしていると自覚していますので、お金がサッパリ無くなっても良いんじゃね楽なんじゃねと思ったりもしています。
無くなったらまた作って増やせば良いと。
金持ちが大切にするのは、人間関係です。
例えお金が全部無くなっても人間関係は絶対に無くしたくない。
これは金持ち共通の信条です。
たまに人間関係よりお金を取る金持ちがいたりするようですが、実はそれはその人は金持ちではなかったということを物語っているのです。
人間関係を取って代わりにお金が無くなっても、立ち直りは早いです。
そういう金持ちは同じ金持ち界隈から『アイツは信頼できる』と太鼓判が押されて仕事が舞い込んできて、結果何年か後にはこれまで以上の金を残しています。
一方で、何か気が触れることが起きて間違えてお金の為に人間関係を傷つけるようなことをすると、『信用できない』『信頼できない』と烙印を押されて二度と金持ちコミュニティに戻ることは許されません。
そういう意味ではお金なんていつでも取り返しがきくけれど、金持ち同士の人間関係は一度壊したら修復は難しいものだと言えます。
それがわかると、金持ち喧嘩せずの解釈もしやすく…
金持ちは金銭の訴訟なんて滅多に起こしません。
でも、それであー良かったとたかをくくった人間は一生取り返しのつかない事態を招くのです。
金持ちは相手の一番失いたくない人間関係をどんどん潰します。
相手の情報を、ありとあらゆる与信興信が働くところで大々的に暴露するのです。
それは日本であっても海外であっても変わりません。
金持ちコミュニティは紹介→紹介→で繋がりますから容易に海外各国の金持ちコミュニティに情報は届きます。
海外で金銭トラブルを起こした人の情報は日本でも知ることができます。
凱旋帰国した人が誰からも見向きもされない、あれおかしいな?ということがあったら、もしかしたらこういう理由が潜んでいるのかも知れない。
なかなか日本に帰りたがらない意地でも現地にしがみつく日本人にもそんな理由があるのかも知れないです。
実は、世界各国にいる金持ち日本人にとって日本の金持ちコミュニティは本部のような結構怖い存在なのです。