冗談抜きで血を吐くかと思うくらいの経験であった被告人尋問が終わりました。
5時間に渡り2人の検察官から記憶の彼方のことについて延々と責められ、その一言たりともが自白に繋がる発言になるかを壇上の御方に諮られるという場。
そして公開・・・
思い返せば、非公開ではあれど3月にこれを200時間やられていたんですけど。
尋問で何とか吐血をせずに済み、この二週間で30代の青年たちと話をする機会が何度かありました。
いずれも昼に会えば夕食を共にし夜に会えば日付をまたぐこともありました。
生きるということ、他人との距離とは、諦めの意義、人生の取捨選択、などなどたくさんのことについて議論を深めておりました。
壮年期を生きる私にとっても今この瞬間に青年期を生きる方々より知己を得ることもできました。
感謝と共に非常に有意義な時間を過ごせたと思っています。
壮年 wikiより
成人としてもっとも体力、気力が充実しているとされる年齢。狭義では35歳~44歳を指す。
私が30代に思い悩んだことを重ねているような、同じ苦しみを抱えている方もいたし、身近な人からのとんでもないアドバイスを間に受け、直感との狭間で揺れている方もいました。
でも大丈夫です。
30代に人生について悩み苦しむというのは、実はこれ幸いなのです。←聖書風に
私は、そういう方は20代を必死に生きてきたのだろうと思っています。
必死に生きることは尊い伸び代を作ること。
20代を必死に生きてきたからこそ、ようやく30代で人生に悩むことができます。
20代に歯を食いしばって得た尊い伸び代をキャンバスにして30代になりそこに「●山▲子の生き様」を描けるようになるのです。
だから30代はたくさん悩んでください。
たくさん苦しんで宜しい。
20代を必死で生きた証なのです。
伸び代を目一杯使って生き様を描け。
辛さの原因を人のせいにしてみても良いでしょう。
世の中、日本国のせいにしてみて良い。
親や友人でも、同僚でも上司でもどうぞ。
煮るなり焼くなりしてみても(脳内限定)。
そしてまた苦しむ。
なぜなら、その答えで自分自身は納得できないからです。
それでも大丈夫。
20代を必死に生きてきて、30代に人生に思い悩む●山▲子の生き様を描くあなただったら、きっと40歳を過ぎたくらいには自分で答えが導きだせる人間になるでしょう。
そんな40代になったあなたには、30代の生き様がオーラとなり凄みとなります。
20代30代40代と人間に差がついてくるというのは、こういうことなのです。
40代でオーラも凄みもない人を、私は信用できない。
40代で不幸自慢をする人を、私は哀れに思う。
40代で人生の解決方法ではなく愚痴や悩みばかり吐露する人とは距離を置く。
一体どんなぬるま湯の甘ったれた20代30代を生きてきたのか。
40代で自分自身の生き様を自分のせいにできない人を軽蔑する。
私は誰よりも過酷な20代30代を生きてきて、吐血の危機(笑えない)を越えた42歳のいま、自分自身の人生を歩んでいると心から実感している。
30代の方々には自分自身の人生を実感できる壮年期を楽しみにしていて欲しいと思います。