おんなしゃちょう何某の雑記〜2024.3リターンズ〜

おんなしゃちょうは 2024/3 出所しました。

2018-01-01から1年間の記事一覧

30代の生き様

冗談抜きで血を吐くかと思うくらいの経験であった被告人尋問が終わりました。 5時間に渡り2人の検察官から記憶の彼方のことについて延々と責められ、その一言たりともが自白に繋がる発言になるかを壇上の御方に諮られるという場。 そして公開・・・ 思い返…

拘置所にいた話 その10 初公判に向かう朝

その日は5月下旬とはいえ肌寒い晴れた日だった。 前日の就寝の点呼の際に職員に声を掛けられて明日は朝一番で出発する為の出廷の準備をした。 拘置所に勾留された翌日に訳もわからず連れていかれた東京地方裁判所に今度は被告人として出廷する。 夜はほどん…

拘置所にいた話 その9 罪状認否を覆す

拘置所では、GW期間もきっかりカレンダー通りの休日となる。 一日のスケジュールも休日仕様となり、運動の時間もないしシャワーの時間もない。差し入れも届かない。 休日は面会も出来ないため独居室の扉を開けることは無く、3畳の上で何日も過ごした。 私は…

誰も言わないから私が真実を言う 成功するたったひとつの条件vol.4

公判を来週に控え、準備に時間を要したために更新が遅れてしまいました。 カルロス ゴーン氏の逮捕には、(とても同じ土俵にあがれる人間ではありませんが)私も同じ年に経済事件で特捜部に逮捕をされた身として思うことがあります。 改めて記したいと思います…

誰も言わないから私が真実を言う 成功するたったひとつの条件vol.3

では、いま進んでいる道が明らかに誤っている又は正しいのか不安になってどうしようもない時はどうしたら良いのか。 明らかに誤っていることがわかったら、すぐに修正しましょう。修正したものがこれもやはり間違えていたら、また修正していく。 その繰り返…

誰も言わないから私が真実を言う 成功するたったひとつの条件vol.2

成功するためのただ一つの条件、それは成功するまでやめないことです。 なーんだそんなこと、と思うかも知れません。 だけどこれがもっとも困難なことであり苦しい道のりであることは、間違いないのです。 起業をすると、楽しいことと辛いことのどちらが多い…

誰も言わないから私が真実を言う 成功するたったひとつの条件vol.1

(このお話は、複数回に渡ります) 巷に溢れる成功学に関するメディア。 セミナー、書籍、最近はYouTubeでもけっこうソレ系が増えてきましたね。 名の知れた経営者や起業家が成功するためにはどうしたら良いか、私はあんなことをしました、こんなことをしまし…

若くてかわいい女性が好きです

とある独身アラフォーの女子が言っておりました。 「私が結婚するなら、年上で私のことを自由にさせてくれて困った時はアドバイスをしてくれるような経験豊富な人がいい。」 私は遠い空を見上げ、 「あぁ、それは叶わない夢だわ。」 と思ってしまいました。 …

【個人的おすすめ生き方編】女子こそ一度はベンチャーで働く

ベンチャー企業で修行したら良いよという話です。 私はベンチャー企業以外で働いたことがないベンチャーっ子。 外資も内資も両方経験済みです。 だからこそ言える。 女子がビジネスするなら、人生で一度はベンチャー企業で働いておくことをお勧めしたいです…

男からカネを引っ張ってくる件

事業を行うには資金が必要になります。 法人で自己資本で始めれば、例え肩書きが社長であっても、実際には営業もやり経理もやるので、全プレイヤーの役割をこなす個人事業主と同じ状態で働きます。 そこから次なる手立てを考えることになる。 すなわち、自分…

拘置所にいた話 その8 公判前の罪状認否

起訴されたと同時に、弁護士が接見禁止の解除を申請してくれていたものが受理された。 弁護士からは、受理されても一部解除となり引き続き接見禁止の人リストがバーっと明記される可能性があると言われていた。 しかし、接見禁止解除と書かれた裁判所からの…

他人のプライベートはそんなに興味があるか

あれは、暴挙だと思う。 渋谷のハロウィンじゃありません。 ちなみにわたし個人としての考えは、あれはあれでアリなんじゃないかと思いますけど。 無論、車両をひっくり返すとか痴漢盗撮やスリの奴らはいっしょくたにすべきではない。 アイツらは、渋谷六本…

日雇い派遣で働いてる話

最近、空いている日があると日雇い派遣で働いています。 昨日は何をしていたかと聞かれて日雇い派遣で働いてたと答えると、たいていの人は「えー?何でJuliaが日雇いの仕事なんて・・・」といたたまれない顔をされ、これ以上ない可哀想な感じを出されます。 …

拘置所にいた話 その7 起訴

裁判所に行った次の日から、特捜部の取り調べが始まった。 逮捕から勾留期限満期の23日間一息の休みすらなく毎日取り調べが行われた。 取り調べ時間はゆうに300時間を超えていたと思う。 弁護士面会が入ると、その間だけ取り調べは中止される。 弁護士からは…

【勢い起業から年商20億までの道】創業当初にやってムダだったこと

創業当時、何をしたら良いかわからない私は、片っ端から思いつく限りあれこれ行動をしました。 が、明らかにムダだったこともあります。 マジで意味のないものでした。 いろいろ失ったなー 大きく後悔すると共に、どうか私の二の舞いにならぬようここで共有…

拘置所にいた話 番外編 差し入れ頼んます!

東京拘置所に誰か近しい人が入れられたら、ぜひ差し入れをしてあげてください。 拘置所にいる人のただ唯一の楽しみであり心の救い天の光となるのが差し入れです。 *未決拘禁者 未決というのは「まだ決まっていない人」 大多数は検察に起訴された人と裁判中…

良い靴一足で変わる話

良い服は安く買えます。 でも、良い靴は必ず高いです。 この前の弁護士の話に同じく、安くて良い靴はまず無いです。 服で人となりを判断されることはあまり無いです。 靴で人となりを判断されることはあります。 人前に出るなら、自分の名刺を誇りを持って渡…

拘置所にいた話 その6 被疑者として最初で最後の裁判所

裁判所では窓のない留置場の中、独りぼっちで時間もわからないまま長い長い時間を待たされた。 地下であるし、何よりもそこに待ち続けた人々の念が漂っていて、とても重く澱んだ空気が溢れていた。 トイレットペーパーはほんの少ししか貰えない。ほぼ必要都…

【結論】弁護士が全てだよ

今日は弁護士と打ち合わせをした。 先週、官僚の友人と話をした。 先々週、会社の顧問弁護士と大手法律事務所に行った。 つくづく思う。 結局は弁護士が全てだ。 私の身に起きたことは、弁護士如何でコトのゆくえが決まってたし今後も決まると言って良いだろ…

まず行くべきは中国という話

Twitterにも書きましたが、 海外に行こうと思うのですがどの国が良いですか。 と起業人に聞かれたら、私は間違いなく中国と答えます。 一方、 安くてぇ リゾートでぇ 夜景が綺麗でぇ という人はバリとかパタヤとかに行ってください 非モテは、金目当てでチヤ…

出来る人は気が短いという話

出来る人は気が短い。 これは、かなりの確率で正しい。 正確には時間軸が違うのです。 別の言い方をすれば出来る人はものすごく生き急いでいると思う。 普通の人の何倍もの速さで考え動いている。 例えば、出来る人と何かのキッカケである約束を取り付ける。…

私には時間が無いことに気付いた

TwitterやYouTubeを観ながら今日も穏やかな一日を過ごしました。 特に最近のTwitterは凄いですね。 プロの奢られ屋プロの無職が活躍しています。 良い時代になりました。 多様な主義主張万歳。 自由な生き方万歳。 ほんと、良い時代に生まれて良かった。 私…

【勢い起業から年商20億までの道】年収1,000万を超える経営者

みんなが大好きなお金の話です。 私もお金の話をするのが大好きです! だけど世の中はウキウキとお金の話をすると、年長者から卑しいとか銭ゲバ(もはや死語)とか陰口を言われるよ。 何故? アイツは銭ゲバと言いながら、私の話をジッと聞いてくるおじさん、…

【勢い起業から年商20億までの道】私が起業したきっかけ

私が起業した経緯ときっかけをお話したいと思います。 世の人々は、 『起業する人は、やりたいビジネスがあった』 『起業する人は具体的な夢や目標があった』 と思いがちです。 が、私は起業当時それらは特にありませんでした。 ハッキリと言います。 私の起…

今の私とブログとtwitterと

はてなブログからメールが来ました。 「そろそろ次の投稿をしてみませんか?」 そういや、直近の投稿からは かれこれ1ヶ月経過していました。 最終投稿を投げ入れたあと、 私はしばくの間考えていました。 裁判はいつ結審するのか。 会社を事実上運営できな…

拘置所にいた話 その5 取調べと初めての裁判所

特捜部の取調べは、初日の昼過ぎから始まった。 夕飯は自室で取ってまた取調室に戻り、消灯の21時を過ぎるまで続いた。 翌日は、起床後早々に刑務官にグレーの上下スウェットを渡されて、「裁判所に行く」と。何の為に行くのか何をしに行くのかはわからな…

【個人的おすすめ海外編】マレーシアはアジア総合ナンバーワンじゃないかと思う話

お盆終盤を如何お過ごしでしょうか。 Lemonadelyは、激混みの東京を家の窓から遠巻きに見るだけで、若干疲弊しています。 そういや、釈放されて久しぶりのオフィスアワーでの人混みで人酔いしたんだっけな・・・ さて、せっかくのお盆なので、書いていても楽…

拘置所にいた話 その4 被疑者と独房

「はい、あなたはこれからここでは名前ではなく呼称番号で呼ばれることになるんだけど。番号は、8番。おっ、末広がりじゃん。」 「・・・はい。ありがとうございます。」 気を遣ってくれた。 私はここでは8番という名前になったが、テレビでよくある「おい…

拘置所にいた話 その3 一晩だけの警察留置所から拘置所へ

(この車だった記憶) どのくらい車は走ったのだろう。 後部座席の左右の窓はカーテンで塞がれ、運転席助手席と後部座席の間も遮光の黒カーテンで仕切られいる為、外の様子は全くわからない。 みぞおち辺りがキリキリと痛みだしてきて、そのうちに脈を打つよう…

拘置所にいた話 その2 逮捕その時の記憶

あの日、私は会社にて朝礼を済ませた後、スタッフと共に外出をした。 用事は二件、そのうち二件目は翌日の催事の現地での最終確認であった為、終日会社には戻らない予定だった。 春とはいえ肌寒い日で、朝からシトシトと小雨が降りしきる灰色の空模様の一日…