自分がかつて金持ちと接する機会が多かった身として、身近に金持ちの友人がいる人や偶然にも金持ちと知り合った人向けに、金持ちとの付き合い方をお伝えしたいと思います。
なぜなら、先日金持ち友人の兄でこれまた良い感じのアラフォー金持ちが結婚したのですが、妻は何とある朝の駅の階段でうっかり踏み外して転がってきた女性でした。
朝の通勤ラッシュは殺伐としているものです。他人が階段で転げ落ちようと、介抱をする時間的精神的余裕のある人はほぼいない・・・
しかし彼はオーナー社長でしたから、秘書に連絡一本で解決です。
いやはや、少女漫画の世界です。
お兄さんはウィンタースポーツ好きでスイスやカナダ、オーストラリアに年中行事の一つとして季節問わず出掛けているようですが、もちろん一緒に行っているでしょう。
アラスカだか何処の会員制クラブのロッジでオーロラを見ながら乾杯して結婚の約束をしたとか。。。
うぐぐ、素敵だ。
こんなこともありますから、ふとした出会いで金持ちと知り合った時に、金持ちの生態を知っているとより良い関係性が築けるのではないかと思いました。
金持ちは金が無い時を過ごして金持ちになりました。金が無い、金があるの両方を楽しめる人です。
私は、彼らと金を使う楽しみと金を使わない楽しみの両方を味わってはじめて人生の趣の深さを知ることができました。
人生の楽しみ方の幅がものすごく広くなりました。
ここでは前提として自己名義の金融資産1億円以上の金持ちを想定して話します。
さらにわかりやすく、預貯金が日本円換算で1億円以上ある人としましょう。
株とか不動産は含まれません。
親が金持ちも含まれませんし相続も含まれません。
私のように経歴に傷が付いた人も何人もいました。
がっつりやらかして医師免許を剥奪されたらしい人もいました。
医師は職人業ですからねぇ。
清貧の職人を良しとする日本国ですから致し方無し。
しかし、開業医乱立で経営が苦しい医院が多い中でがっつり儲けられるのは間違いなく金儲けの才能です。
金儲けが出来る人は職人の道ではなく金儲けに専念して頂くのが国にとっても良いのではないでしょうか。
ここでいう付き合い方とは恋人のみならず友人知人関係やうっかり親子関係になってしまった人にも有効と考えます。
応用して頂けると嬉しいです。
金持ちはまずもって即断即決です。
やるやらないを、必要情報が揃えばその場で決めます。
NGの時はハッキリとその旨を伝えるのを良しとします。曖昧な答えをしませんし、そういう発言をする人が嫌いです。時間の概念を強く持っていますから、答えを無意味に待たせることは共通の忌みごとだったように思います。
アイツは決断が遅いという声・・・最も辛く言われたくない非難ですね。
だから、YESできない時はNOでなくても私はYESが出来ないと答えてあげるのは大切です。
NOだから嫌われることはありません。物事ひとつひとつのYES or NOと人間としての評価は全く別物です。
だから、常にYESでも嫌われることはあります。NO,次もNO,さらにNOでも好かれ続ける人もいます。
そこにその人のオリジナリティの意思があることが重要です。
そうですね、非難忠告と人間評価も別と考える金持ちも多いです。
むしろ仲が良いから忠告したいと考える人が多く、どうでも良い人やいてもいなくても良い人むしろ関係性を薄れさせたい人には何もいいません。
だからといってもズバズバあけすけなく言う訳ではなく褒め合い称え合いながら、時に厳しい声を出す感じです。
ハッキリ、あなたのここは間違っていると思う、ここは不快だと。
目が真剣です。
これが日常なので、仲間だと思っていた人に同じ勢いで厚意で本気で忠告していきなり無言でシャットアウトされ、激しく落ち込んだという人もいましたね。。。
つい言ってしまうのは癖なんです。
即断即決だから。
大切な人には言いたいんです。
目が真剣だと迫力がより倍増してしまうんですよね。。。
金持ちは、優しく忠告ができない。
覚えておいて頂けるといいと思います。
あと、陰口や噂話、ゴシップ系はみんな異常に嫌いです。
ちなみに私もダメです。
余りに下らない話で盛り上がる人ばかりで不愉快になり、元気よく小走りで立ち去ったこともありました。
井戸端会議は我慢なりません。
経験あるあるー!と皆言っていましたので、金持ちは我慢せず不快により立ち去る経験はかなり多そうです。苦笑
そんな感じですから、大企業にいても数年も持たない人ばかりでした。すぐ上司とか同僚とか取引先とやり合って辞めてしまう。
目の前に分かりやすい目標がある我慢は、します。
ダイエットとか何かの発表とかスポーツとか、あり得ないくらい欲望を押さえつけて邪心抜きに耐えてます。
が、何も得られない我慢はできませんでした。
我慢できなくて●●しちゃったよー
テヘ
みたいな話題は多く、そういうのはそもそも我慢する気すら無い人々なのです。
いま目の前の自分が、100%全ての自分だよ。
それはお互いがすごく安心できる関係なのです。
些かその場で自分を出し過ぎなのかも知れないのですが、後で推し量ったり心配することがないのは何より大事なことでした。
つづく