金持ちの交友関係は独特の価値観に基づいております。
付き合って何のメリットもない人とは付き合わない。
これは私の知る金持ち誰しもに一貫している基準に見えます。
何故なら、自分に全くメリットが無いと相手からむしり取られるだけだから。
主には金。結局、金。
あとは金持ちはたいてい七福神の中の誰かに似ているのですが、神頼みの如く心身共にすがられたり依存されたりする。
経験として、皆痛い思いを学んでいます。
当たり障りない人類愛の一環の優しさを、自分だけに向けられた厚意と勘違いして距離をどんどん詰めてくる。
只只、怖い。餓鬼のよう。
金持ちが恐怖や不快を感じて「いやいや、その距離感ありえないでしょ」と距離を取れば「金持ちだからっていい気になりやがってー!」とキレて言葉だったりあらゆる低俗な暴力で殴りかかってきます。
金持ちの優しさは誰にも分け隔てないのであなただけに向けたものではないとわかって欲しいと思いますし、失うものがない人からの無鉄砲の体当たりは金持ちを震え上がらせる恐怖だと理解して下さい。
金持ちにとっての距離感・・・
金持ちは「距離感」にとても敏感です。
近過ぎる距離感も不快ですし、いつまでたってもよそよそしい距離感も嫌なものです。
金持ちは、相手が金持ちかどうかを距離感によって見抜きます。
数分のコミュニケーションにおいて相手の距離の詰め方を見抜けますし、ほぼ正しく判別ができます。
金持ち予備隊?もわかります。
素養というのでしょうか。
距離の取り方が抜群に上手いと、「ああこの人は将来金持ちになるな」とわかります。
金持ちが交友するメリットと思えるものは、
若い人
若いというのはただそれだけで金持ちにとってメリットです。
数年後若いとは言えなくなるとその人の価値が激減します。若さ以外に取り柄の無い人だと最悪無価値です。
金持ちはその都度若い人と交換するだけ。
全く生きる環境の違う人
時折り話をすると刺激になります。
多種多様なものの見聞により好奇心を満たします。
しかし価値観の違いは痛切に感じてしまうため適切な距離間以上に詰められるのは苦痛です。
知性の高い人
教えを請うて自分の教養を磨きます。
自分の時間は有限ですから知性の高い人から効率よく学ぶことはメリットだらけです。
しかし行き過ぎたウンチクは苦手です。
金持ちはリベラルなので、学ぶことと傾倒することは別なのです。
‘深く知る’より‘広く知る’ことを求める金持ちは多い。
金持ちは打算的という言葉は、正しいと私は思います。
打算が好きです。
打算は人生の遊びであり金持ちは常に打算を純粋に心から楽しんでいます。
あなたが金持ちじゃない、でも金持ちと縁が出来たという人は金持ちが自分に向けてきた打算を考えてみるのは良いでしょう。
そこを打算的に伸ばしていくことは、楽しい人生のヒントになるかも知れない。